白い恋人と赤福
食の安全が脅かされてるようである。
先日は、赤福が営業停止になり、そのちょっと前は、石屋製菓の事件発覚で店頭から「白い恋人」が消えた。
お土産物はイメージが命。しかも、赤福も石屋製菓も地方の中小企業である。看板商品のイメージダウンは、今後の経営に致命的なダメージを与えるだろう。
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あのさ~。
ちょっと、厳しすぎるんじゃないですか??
この結果によって、誰か、幸福な人が生まれるんでしょうか。生まれないと思いますよ。
赤福に至っては、なんで無期限営業停止という厳しすぎる措置になるのか、さっぱりわからない。不祥事があったことは素直に反省すべきだが、それで死人が出たのか?それどころか、体の調子が悪くなった人が一人でも出たのか?そんなの聞いたことないぞ・・・。
まあ、不祥事があったことは事実なのだからそれはこれから直してもらうとして。
この措置によって、赤福は倒産するかもしれない。本当にそれでいいのか?300年も続いてるお菓子って、しかもそれが庶民が気軽に買える大量生産品での駄菓子って、赤福くらいなんじゃない??これがなくなるかもしれない、ってことの重みが、わかっているんだろうか。
白い恋人の事件から疑問に思い始めていたけど、赤福でキレたぞ、私は。みんな、あまりにも騒ぎすぎだ。つ~か、メディアが勝手に騒ぎすぎだ。中国食品よりはるかにマシだろ??段ボール入ってるわけじゃなし。それ以上に不安なファーストフードを食べて、日本人はみんな生活しているじゃないか。それなのに、なんでこんなに騒いで会社の経営を揺るがすような事態に発展させるの??
こういう不祥事が多発している背景には、いろんな要素がある。その要素の一つに、経営者の傲慢や怠慢があったことは否定できないだろう。
ただ、もう一つ、大きな要素があると予想する。
ミートホープや、中国食品の品質問題の話題が高まって以来、メディアは「食品業界」に焦点を絞り、ひきずりおろせるネタを探しまくっている。ネタが手に入ると、鬼の首を取ったように騒ぎたてる。その結果、必要以上に消費者不安が高まり、役人は厳しすぎる措置を取る。
なぜ、こんな騒ぎになったのか、その犯人がだれなのか、素人の私には特定することはできない。
ただ、私が残念なのは、この騒ぎの一因には、私たち自身が、「何かを作り上げること」その苦労がどれだけのものであるのかを、想像する力が衰えていることにもあるということだ。
白い恋人は30年の歴史がある。赤福は300年以上である。
駄菓子の寿命は30年といわれいている。この二つのお菓子は、そのジンクスを覆した貴重な存在だ。これ以上のお菓子が生まれることは、めったにありえない。ありえたとしても、今後30年、300年の時間を要するのである。
賞味期限をワーキャー叫ぶ以前に、この事実を認識すべきなのではないだろうか。
こんな調子が続くようでは、日本でモノを作る人が一人もいなくなるよ。だって、バカバカしいから。作ることより、叩いた方がラクだから。
無から有を作り上げることの苦労を理解し、敬意を払う世の中であってほしいと心から思うのでありました。
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